9月初めの日曜日、時間の活用としてはとても充実した一日でした。
【本日の流れ】
5:00~ 朝活(ウォーキング、Twitter、朝食、日記、ブログ投稿、読書)
9:00~ 小学生サッカーコーチング(公式試合)
13:00~ コーチングや試合結果をふまえた見えたチームの課題整理
14:00~ 家計簿整理
16:00~ 子供との時間
18:00~ 夕食
19:00~ ウォーキングと読書
20:00現在
【素晴らしい今日の気づき】
サッカーのコーチングでは、3試合中3試合とも負けました。結果を重く受け止め、プレイヤーは悔しさを思い、次への課題を見出すように試合後に伝えました。
ただ、私がコーチングに至らぬ点があり、試合のための練習をやり切れていなかった部分は沢山あり、プレイヤーにのみ責任を押し付ける思いは一切ありません。今日の結果をもとに悩んでいたところ、偶然にも今日の読書本にその答えとなるかもしれない内容がたくさんありました。
私が読んだ本は、識学 安藤広大さんが書いた「リーダーの仮面」です。
【今のチームの課題】
① 声が出ていない=仲間同士の意思が伝えらえていない
② コーチと選手(小学生)との関係性
③ チームあっての個人 チームのための個人
④ 結果(試合の勝利)を求める
⑤ 選手の個々の成長を見守る
上記は、本書の各項目にすべて当てはまりました。
① 【ルール】言語化されたルール化する「行動と姿勢のルール」
② 【立 場】上下の立場からコミュニケーションする
③ 【利 益】言い訳はスルーする 集団の利益から個人の利益が生まれる
④ 【結 果】プロセスの評価でなく結果だけをみる
⑤ 【成 長】個々のプレイヤーが切磋琢磨して成長することを見守る
前提として、コーチは選手に対して練習のための練習は不要、試合に勝つための練習をするように、と伝えていますが、私の練習には中身が足りませんでした。次回以降の練習には課題点をクリアーできるようにしていきます。
① 【ルール化】
声が出ていない→声を出せる練習をする。
例…パス練習の際に、複数人でパスを回すが、最も声が出ていた(聞こえた)人に対してパスを出す。つまり、聞こえない声の選手には一切パスが来ません。これは、とても分かりやすい練習になり、声がない=パスが来ない=チームの一員として勝利に貢献できないということにつながると考えました。
また、同じ場所いると相手に寄せられてしまうので、必ず動きながら【行動】をすることで、【行動と姿勢】の両方をパスを受けるときのルールとして選手に身につけてもらおうと考えています。
② 【立場】
サッカーを好きになってもらうため、練習や試合時は、「対等」のコミュニケーションを図ることを見直します。人としての尊厳は当然小学生であってもあることは前提に、「コーチと選手が友達関係」とならないようにします。それにより、コーチの伝えたい事柄を集中的に聴く姿勢にもなり、良い緊張感が生まれると思っています。ただし、練習が終われば仕事関係とは異なり、楽しくコミュを図っていきます!
③ 【利益】
今日の試合前に、「今日はやる気がでない」「昨日の寝る時間が遅かったから寝不足気味」との発言がありました。これはチームとしてはあってはならないことです。完全に言い訳ですね。チームの勝利という利益のために頑張っている(早寝したりしている仲間)には大変失礼な姿勢です。完全にスルーして原因と改善を求める必要がありました。また、試合の結果を踏まえて次は頑張るでなく何をどのようにして頑張るのかを一人1つずつ具体的にヒアリングするべきでした。それが結果的に大きなマンモス狩りをして個々が利益を得る(勝利の喜び)ことだと感じました。
④ 【結果】
サッカーであれスポーツをプレーする以上、試合があり勝敗の結果があります。負けたけど楽しかったは私としてはありえないと思います。勝負するからには勝って、勝利の美酒を味わってほしいですし、それは大人の世界では当たり前のことになります。僕たち頑張ったからいいよね、は仕事では通用しません。プロセスでなく結果が全てです。サッカーを通じて、子どもたちには切磋琢磨して成長・仲間・リスペクト・勝負といった点で楽しんでもらいたいと思います。
⑤ 【成長】
④にも書きましたが、個々の選手が成長していくと自然と仲間たちも負けじと競争して成長していくと思います。組織は、競争して仲間が成長していくためにあると思いますし、その環境づくりとマネジャーをするためにコーチがいると思います。もちろん、戦術やサッカーの基礎などは教えていきますが、個々の成長は一人一人の意識と普段の行動(個人練習)が必須です。促せるような仕組みづくりをしていきます。
本の終章に以下の言葉がありました。
「良いリーダーの言葉は、遅れて効いてくる。」
とても大事なフレーズだと思い書きました。私も人生で、「あぁ、このことをあの人は言っていたのか」ということを思い出しました。小学生の選手たちには、もしかしたら今はわからないかもしれませんが、小学生高学年やもっと大きくなった時、「あぁ、コーチはこのことを伝えたかったのか」と響いてくれると嬉しいと思いつつ、コーチングしていこうと思います。
私にとって、気づきとなる内容がたくさんありました。仕事において、特に中間管理職やマネジャーの方にとって、気づきになることがあるかもしれません。読んでみてはいかがでしょうか。